ECCUBE3系とWordPressの共存でハマったときの回避策(ディレクター/デザイナー向け)

ECCUBEとWORDPRESSを一緒に使うことはよくあります。
一応、よくある構造
httpdocs
└ ECCUBE本体
 └ wordpress
構築したことのある人は、うんうん!という感じかと思います。

eccube2系の頃は、とくに気にすることなくWordpressのインストールができたと思いますが、eccube3系は、少々「くせ」がるのですよね。

あ!映らない。。。。

eccue3_404

そのときのエラーログ

でも実際には、wordpressのファイルはしっかり上がってる!!

ページがみつかりません。

と出ていても焦らず!対応しましょう。

どうやら、ECCUBE3のフロント側を生成する/html/フォルダに問題(問題いっても大したことない。)があるようです。

htaccessがworpressのファイルまで影響してる

eccubeの/html/に入ってる htaccess(えいちーあくせす)の中の記述が今回、インストールしたWordpressにまで影響して映らなくなってるようです。

これね!

先ほどのhtaccessに、Wordpressのディレクトリを除外する記述を書く

ちなみに

だけをコメントアウトすると、今度はECCUBE3系のページが映らなくなります。。。

これで、問題なくwordpressが表示されるようになりました!!

wordpressを利用してファンクラブ専用サイトを構築してみた

こんな使い方!

エンタメ系のサイトは、情報解禁は決められた時間で解禁になることがよくあります。
wordpressには、公開するタイマーがついている。運営側で簡単にCMS機能を利用して投稿することができる。
という点から、今回はwordpressを使用してみました。

会員制サイトということで、wordpressにも標準で会員制サイトを構築するシステムが搭載されてます。
しかしファンクラグデータなどは、外部のDBに格納されてることがほとんどなのと、会員データの流出など起きては、大変なことになってしまうので
ここは、外から持ってくるほうが無難であろう。と考えました。

会員データの出し入れも専用に設計されたDBのほうが扱いやすいということもあります。

また、外部のチケットサイトへのログイン情報の受け渡しも、パラメータをセットし、受け渡すことで可能になります。
よくある、チケットぴあのFC先行のチケット販売など。


こんな機能

(1)一般と会員で閲覧できるページをわける
(2)会員の場合は、ログイン機能を持たせる
(3)会員データの編集、更新が可能
(4)メールマガジン配信機能
(5)タイマーによる表示機能
(6)ページの下書き機能
(7)会員専用のウォールペーパーや専用コンテンツの配信
(8)チケットサイトへの会員情報を保持したままのログイン


wordpressを使う際の注意点

世界中で多くのCMS機能搭載のオープンソースがありますが、採用してるサイトは本当に多く見受けられます。
簡単にカスタマイズが可能なプラグインも豊富で、魅力的なCMSといえるでしょう。

しかし、利用者が多いということで、悪さをする方も多くいます。
弊社では以下のセキュリティ対策をとって、安全に利用できるを前提にお客様に提案してます。
(1)管理画面には、認証を入れる。(プラグインは使わない)
(2)コメント機能は一切使用しない。
(3)プラグインの多様は避ける。
(4)バックアップは、サーバ側で行う。(プラグインは使わない)


まとめ

無料のオープンソースでも作り込みをすれば、結構な高機能なことが可能になります。
もちろん大量トラフィックへの対策も必要ですが、インフラの作り方、設定の仕方は、また個別に書きたいと思います。

一番の売りは、運営側で情報解禁時間に合わせて、タイマー機能を使って情報出しができることでしょう。
これで、解禁時間になるまでPCの前に張り付く必要もなくなります。

ぜひ、一度お問い合わせください。

WordPress All-In-One Event Calendar pluginのバージョンアップにおけるイベント一覧の取得方法

WordPressのAll-In-One Event Calendarは、なかなか便利なプラグインです。
しかしながら、ちょっとカスタマイズするには難しい。

ドキュメントも国内のは少ない。
しかもver2系になってから、
$ai1ec_calendar_helper のクラスの利用がなくなった。。。。

イベントの一覧を取得したいとき、以前のバーションでは

上記の記述で取得できましたが、ver2系では、$ai1ec_calendar_helper 自体が存在しないので、

この書き方をすると無事に一覧で表示させることができました。